「オンライン英会話を始めたいけれど、どのサービスを選べばいいのかわからない」
「オンライン英会話多すぎ!」
といった方に向けてオンライン英会話の選び方についてみていきたいと思います。
オンライン英会話サービスは数多く存在しますが、それらを比較する上でのポイントを早速見ていきましょう!
ポイント1 料金・レッスン回数
オンライン英会話は英会話教室とは異なり、入会金がかからないケースがほとんどです。
さらに、教材費が無料の場合も多く、オンライン英会話の料金を比較する際には、月額料金に注目することが良いです。
料金プランを大きく分けると、「月額定額制」と「チケット制」に分けられます。
「月額定額制」プラン
月額定額制では、毎月決められた金額で、特定の上限回数までレッスンが受けられるものです。
レッスンの上限回数は、「1日に2回」のように日単位のケースや、「月に8回」のように月単位の場合もあります。
さらに、月額定額制には、「週3回まで」「月10回まで」のように、週や月で受講できるレッスン数が決まっているプラン以外にも、「ネイティブキャンプ」のような「何回でもレッスンの受講のが可能なプラン」なども存在します。
もちろん、レッスンをたくさん受講して、英語に触れる機会を増やして英語に慣れたいと考えている人は毎日レッスンが受講できるプランがおすすめです。
「チケット制」プラン
チケット制プランは、レッスンチケットを購入して、期間内の時間のある時にそのチケットを使ってレッスンが受けられるものです。
さらに、チケット制の場合、チケットをまとめ買いすればするほど、一枚当たりのレッスン単価が安くなるケースがほとんどです。
時間に制限のある方は、「週2回」「週3回」「週末だけ」等、自分のペースで、受講回数よりも一回一回の授業の質を重視し、英語を勉強したいと考えている人は、チケット制を利用するのが良いでしょう。
毎日レッスンを受けられるのか、それとも週一回が良いのか、まずは自分がどのようなペースでオンライン英会話を利用できるのかイメージしてみましょう。

ポイント2 講師の国籍・質・予約のしやすさ
講師なんてどこも同じだろうと考えていたらかなり損をするので気を付けましょう。
オンライン英会話の講師の多くはフィリピン人講師です。時差や人件費、英語能力などの面からフィリピン人が日本人の英語教師にぴったりだからです。
さらに、オンライン英会話の講師は、「フィリピン人講師」「外国人講師(フィリピン人以外)」「ネイティブ講師」「バイリンガル講師」の4種類に分けられます。
それぞれの特徴は下記のようになります。
ネイティブ講師 | 日本人バイリンガル講師 | フィリピン人講師(外国人講師) | |
レッスン料金 | 高い | 高い | 安い |
発音 | ネイティブ | ほとんどネイティブ | 非ネイティブ |
ネイティヴとバイリンガルの価格は高く、フィリピン人講師のサービスは安くなっています。
検討しているオンライン英会話がどの講師を受講可能かチェックしておきましょう。
「日本語で質問したい」「日本語が話せる先生とレッスンをしたい」という方は、日本語が話せる外国人講師や日本人バイリンガルが在籍するオンライン英会話がおすすめです。
本場の発音で受講したい方はネイティヴ講師のいるサービスを選びましょう。
ネイティブ講師のレッスンを受けられるサービスとしては「EFイングリッシュライブ」「DMM英会話
」などが挙げられます。
また、「DMM英会話」には122カ国からの英語が堪能なフィリピン人以外の講師が数多く在籍しています。欧州人講師のレッスンを受けてみたい方にDMM英会話がおすすめです。
講師の質と数(予約のしやすさ)
さらに、講師の国籍や日本語サポートに加え、講師の予約の取りやすさについてチェックしておくことも大切です。
オンライン英会話ではレッスンのたびに自分で講師を選択して次のレッスンを予約する必要があります。これは、どのサービスにも共通して言えるのですが、教え方が上手な人気講師の予約はとりづらくなります。
そこで、サービスに登録している講師の人数が多ければ、優秀な人材の予約もとりやすくなります。講師の人数が多いサービスは、「EFイングリッシュライブ」(2,000名以上)「DMM英会話」(6,000名以上うちネイティヴ800名以上)「レアジョブ英会話」(6,000名以上)

ポイント3 カリキュラム(コース・教材)
オンライン英会話を利用する際は、レッスンで使う教材や、コースの種類、カリキュラム(レッスンの進め方)についても確認しておくべきです。
カリキュラム・コース
「オンライン英会話」と言っても、「日常英会話コース」「ビジネス英会話コース」「旅行英会話」「TOEIC対策」など、様々なコースを存在します。
自分の希望に合ったコースが用意されているサービスを選ぶことが必要です。
例えば、多くのオンライン英会話スクールでは「日常英会話コース」とビジネス英語特化型の「ビジネス英会話コース」は用意されているものの、そのレッスン内容はサービスによって異なってくるわけです。
教材
もちろん、英会話サービスによって、レッスンで使用する教材は異なってきます。
オックスフォード出版局が出しているようなESL用の教科書を使用するサービスや、そのサービス独自の教材を利用するケースもあります。
どの英会話教材が優秀というよりも、どの教材が自分に合っているのかを見る必要があります。
大抵のオンライン英会話は体験レッスンがありますので、その際に使用する教材をきちんと確認して、自分にあっているか、続けられそうか、などチェックしておきましょう。
ポイント4 サポート体制
オンライン英会話サービスは基本的に、講師が英語学習のアドバイスなども含めて全てを担当します。
しかし、サービスによっては英会話初心者のかたをサポートするために日本語サポート体制を充実させているところも多々あります。
例えば、オンライン英会話最大手の「レアジョブ英会話」は、あんしんパッケージで毎月1回、英語学習に関するカウンセリングを受けられます。
他にも、「DMM英会話」は英会話学習に関してだけでなく講師選びから自分にあったオススメ教材など、なんでも相談に乗ってくれる日本人コンシェルジュサービスを提供しています。
初めて英会話を始める方にとって日本語サポートはかなり助かるので要チェックです!

まずは無料体験レッスンを受ける
大抵のオンライン英会話サービスは無料体験レッスンを2回程度受けることができます。
やはり、無料体験なしではなかなかサービスを決めづらいと思いますので、様々なサービスの無料体験を受けてみて自分にあったサービスを選びましょう。
ポイントは、体験レッスンでは、1回目と2回目で異なる講師のレッスンを受けましょう。
講師にも当たり外れがありますので、少なくとも二人の講師のレッスンを受けてみることが良いでしょう。
そして、複数社の体験レッスンを一通り終えてから、教師の質や料金、教材やコースなどを総合的に比較して、最終的に入会するサービスを決めるのがオススメです。