ゼロからFX入門

FX ファンダメンタルズ分析とは【主な分析要因をわかりやすく解説】

当記事では、FXの分析手法の一つであるファンダメンタルズ分析について投資初心者さんに向けて解説します。

以前にもお話ししましたが、FXの投資分析手法には、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の2種類があります。

  • ファンダメンタルズ分析=ニュースや経済指標、政治などの為替に影響する事柄から今後の値動きを分析
  • テクニカル分析=角度や計算式の指標を使った専用チャートを使って今後の値動きを分析

この記事ではファンダメンタルズ分析について解説します。

テクニカル分析については、下の記事で解説しています!

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ファンダメンタルズ分析

ファンダメンタルズ分析とは経済状況や金融政策、政治など各国の経済指標や要人発言の情報にして株式市場を予想することです。

例えば、米ドル/円の値動き予想の場合アメリカと日本の経済状況や中銀総裁の発言などを分析材料にします。アメリカの景気が良いという経済指標が出れば、米ドルの価値は上がります。

為替レートは経済指標や政治状況だけでなく、テロや自然災害、トレンプ氏のTwitterなどの影響も受けます。

ですから、SNSやニュース速報などを使ってより早く情報を集めることが大切です。

主要なファンダメンタルズ一覧

ファンダメンタルズの要素としては下記のようなものが主要です。

  • 経済指標
  • 金融政策
  • インフレターゲット
  • 経済政策
  • 長期金利
  • 要人発言
  • 事件事故
  • 国債の格付け
  • 政治動向
  • 国勢
  • IMM先物ポジションの動向

下記でそれぞれ見ていきましょう!

主なファンダメンタルズ 解説

中央銀行と政策金利、金融政策

中央銀行は、政策金利を決定する権限を持ちます。

  • 政策金利とは、景気状況によって金利の利上げ/利下げを決めることです。

中央銀行はその国の経済を見て、物価をあげたり下げたりできるわけです。

自国の通貨や他国の通貨に対して為替介入もおこなうこともあります。

ですので、中央銀行要人の声明に注目して、彼らの次の一手を予測することが大切です。

FOMC(連邦公開市場委員会)

各国の金融政策に注目しておく必要がありますが、最も有名なのはアメリカの金融政策を決定するFOMC(Federal Open Market Committee)の動向です。

アメリカの中央銀行ですので、日本で言えば日銀にあたります。

ドルは基軸通貨なので、FOMCの金融政策には為世界中から注目されています。

FOMCと金融緩和については今後他の記事で詳しくお話しできたらと思います。

インフレ率

インフレとは物価が上昇することを言います。

物価が上昇するということは、今まで100円で買えたものが110円払わないと買えなくなります。

ですから、相対的に通貨の価値が低くなるわけです。

過度なインフレが長く続くと、物を買うのが大変になりますので、金利を上げて通貨の価値を上げようとします。

そうすると、インフレ率の上昇→金利上昇→通貨高というイメージで、インフレ傾向にある通貨は買われやすくなります。

プロセスがわからなくても、「インフレなら通貨の価値が高くなる」と覚えておきましょう。

もちろん、あくまで、一つの指標にすぎないので、必ずしもインフレだから通貨の価値が上がるとは限りません。

政治要因

政治は経済や通貨と大きく関わりを持っています。

政権交代などで国の政策が大きく変わり、経済が衰退したり、通貨に対する方針が変わったりします。

例えば、2012年に日本の与党が自民党へ入れ変わった際、「通貨安政策」を進めていくという期待から、世界中の金融機関が円を売りました。

また、トルコのように、政治不安が高まると、その国の通貨は売られます。
政治がうまくいっていない国の通貨の価値は落ちてしまうのです。

地政学的リスク

地政学とは文字通り、地理学と政治学が合わさったもので、そのリスク要因のことを「地政学的リスク」と呼びます。

地政学的リスクの具体例としては、テロや有事などのリスクがあります。

例えば、アメリカ同時多発テロやシリア情勢不安などでドルが売られました(ドルの価値が下がりました)。

アメリカと中国のように、2国間に緊張や対立がある場合も、貿易に悪影響を及ぼし、それがあらゆる金融市場に影響を与えます。

テロなどは予想が難しいため、突発的な出来事なために、相場の大きな変動要因となることが多いです。

金融市場同士の影響

世界の金融市場で取引されている投資資金量はある程度決まっています。

特定の市場から投資家が撤退すれば、投資家は他の金融市場に投資資金を流し、取引量の多い市場が潤うことになります。

金融市場1つで相場が成り立つということはほとんどありません。すべての市場が繋がり合って成り立っているのです。

例えとして、世界市場全体で取引されている金額の合計が30円だと仮定してみましょう。

そして、その30円が、「為替に10円」「株式に10円」「暗号通貨に10円」のように3つの金融市場上で均等に取引されているとします。

このとき、通貨に不安が高まった場合、投資家たちは通貨の取引をやめようと考えるはずです。

そうなると、「通貨の市場(為替)すなわちFXの投資資金の10円が、株式や暗号通貨に流れ込み、FXに0円、株式に15円、暗号通貨に15円」のような割合になる可能性がありますよね。

投資資金は、為替市場・株式市場・債券市場・不動産など、様々な市場を常に流れ続けているのです。

どれかの金融市場が大きな打撃が出た場合他の金融市場に資金が注ぎ込まれ、様々な金融市場を巻き込んで影響を及ぼします。

具体例

マイナスに働いた具体例では、サブプライムショックの時、不動産価格の下落が株安につながり、ドル安へと繋がりました。

経済指標

経済指標は為替市場に大きな影響を及ぼすため、世界中のトレーダーは様々な経済指標に注目しています。

さらに、トレーダーは指標を基に取引を行うので、トレーダーに注目されればされるほど、必然的に市場全体の取引量が増え、為替に対する影響は大きくなります。

経済指標に注目し、すでに発表された指標を基に今後の相場の動きを読むことができます。

さらに上級者になると、今後発表される経済指標の結果を予測することで大きな利益を狙います。

しかし、経済指標を完璧に予測することは優秀なアナリスト達でさえ至難の業ですので、駆け出しのトレーダーに指標を予測することは不可能でしょう。

ですから、「経済指標結果」だけでなく、「アナリスト達が出した、経済指標の予想」も市場に影響を与えます。

多くのトレーダーは、アナリスト達が出す経済指標予報すなわち「コンセンサス」に従います。

指標発表前の相場は、アナリストが出した経済指標の予想である「コンセンサス」の方向にマーケットが傾きます

そして、結果が発表され、コンセンサスがあっていればコンセンサスの方向にコンセンサスが間違っていればマーケットは結果に従った方向に修正されます

この一連の流れを掴むことで様々な場面で利益を上げられるようになるわけです。

まとめ

ファンダメンタルズ要因は様々で、マーケットに対する影響の大きさや影響を与える期間も異なります。突発的に起こる予測不可能な要因も多く存在します。

ですから、投資の基礎とはいえ、ファンダメンタルズ分析のみでトレードするのは非常に難しいといえます。

本記事で紹介したファンダメンタルズ要因は、無数に存在する要因のほんの一部に過ぎません。

あらゆることが市場に影響を与えますので、その要因を確実に把握することは不可能です。

ですが、独自のファンダメンタルズ分析で市場を先読みし、利益を上げることは可能です。

是非、ファンダメンタルズ分析を楽しんで学んでみてくださいね!

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