ゼロから株式入門

「株式・金融」の「起源と歴史」株価が暴落した歴史的事件一覧

今日は株式初心者が絶対に押さえておきたい歴史的株価暴落の事件をまとめてみました。

現代の株式に詳しくても、株式の起源やその歴史について疎いひとも多いのではないでしょうか?

ですから本記事では、投資家になるために最低限知っておきたい、株・金融の歴史と暴落事件を紹介していきます!

では早速見ていきましょう。

証券の起源はイタリア

まずは証券の起源についてみてみます。

証券の起源は、12世紀頃にイタリアで発行された債券となります。

この債券は、イタリアの都市国家で戦費を調達することを目的に発行されました。

このころのど中世のヨーロッパでは、十字軍遠征をはじめとし、都市国家間の紛争や戦争が頻発していました。

都市国家はこの紛争の戦費を「モンティ」と呼ばれえる市民グループから調達しようと考え、低い利子で債券を発行しました。これが証券の始まりです。

ちなみに、1555年にフランス政府が発行した国債が、近代国家のもとで発行された最初の長期国債とされています。

証券取引所の起源はベルギー

次に証券取引所の起源を見てみましょう。

世界初の証券取引所はベルギーのアントワープ証券取引所です。

上記で説明した都市国家による戦費調達を目的とした国債が発展したことで、より簡単に債券を取引できる「証券取引所」を設けることに至りました。

そして、1531年に初めてベルギーのアントワープに証券取引所が設立されました。

このベルギーの証券取引所の成功に見習い、その後にフランス、オランダ、イギリス、ドイツなど、次々に証券取引所が設立されることになります。

株式の起源はやっぱりヨーロッパ

世界で一番最初に株式が発行されたのは、1553年で、イギリスの合資会社「ロシア会社」によって発行されました。

イギリスなのかロシアなのかはっきりしてほしいですね笑

「ロシア会社」とは、ロンドンの毛織物商らによって設立された、イギリス初の合資会社です。1553年の株式発行の目的は、ロシア交易の資金調達でした。

株式がヨーロッパに広がった背景には、1600年代の初めに、商品の輸送のために多額の資金を必要とする東方貿易の資金調達に株式発行が活用されはじめたことがあります。

金融の発展・ヨーロッパ編

上記で見てきたように、金曜はヨーロッパを中心に発展してきました。

18世紀後半、世界の経済、金融の中心地はロンドンにありました。

18世紀後半、イギリスで産業革命がおこり世界の経済の中心地はアムステルダムからロンドンへと移りました。

18世紀から19世紀にかけてイギリスでは、「七年戦争」「ナポレオン戦争」「アメリカ独立戦争」など、大きな戦争が続きました。戦争は大きな経済効果をもたらします。植民の地開拓に伴い、鉄道の建設や鉱山の開発などのために、国債が大量に発行されたため、その中心にあったロンドン取引所が大きく潤いました。

現代でも有名な、ロスチャイルドやベアリングといった「マーチャント・バンカー」(金融業務専門の銀行家)が登場したのもこの頃になります。

金融の発展・アメリカ編

1817年ニューヨーク証券取引所が開設されました。

ここでもヨーロッパと同様、1861年からの南北戦争による国債発行西部開拓による鉄道建設のための株式や社債、などによりニューヨーク証券取引所が潤うこととなります。

そして、第一次世界大戦が始まると世界の金融中心地が、ヨーロッパからアメリカへと移りました。こうして、アメリカで、現代で使われている金融手段が次々と生まれていきました。

ここまでで、金融、株式の歴史を大雑把に見てきました。

ここからは、有名な株価暴落を世界編と日本国内編に分けてみていきましょう。

株価暴落 世界編 時系列順

ウォール街大暴落

ウォール街大暴落は1920年代に起きた、史上最も有名な株価暴落だと言えます。

1928年〜1929年にかけてアメリカの株価が急激に上昇し、アメリカに株式投資ブームが起きました。192993日に最高値をつけ、1024日に大暴落します。

  1. 10/24 木曜日 「ブラックサーズデー」
  2. 10/25 金曜日 「ブラックフライデー」
  3. 10/28 月曜日 「ブラックマンデー」
  4. 10/29 火曜日 「ブラックチューズデー」

この4回に分けて暴落を続けました。

NYダウは、19327月まで下落を続け、最高値から計算すると、89%下落しました。

このウォール街大暴落が世界恐慌へと繋がったとも言われています。

1950〜1970年代 スターリンショック、ケネディショック、IOSショック、ニクソンショック

1950年〜1970年代には多くの暴落が起きたので、一気に見ていきます。

 

  • 1953年 スターリン暴落=スターリン・ショック

195335ソビエト連邦の最高指導者ヨシフ・スターリンの死去が発端で株価が暴落した。

 

  • 1963年 ケネディショック

ケネディ大統領が関係する1963年に起きた2回の暴落のこと。

 

  • 1970年 IOSショック

国際的な投資信託運用・販売会社であるIOSの経営危機が発端の、株価暴落のことで、日経平均株価はげ8.7%暴落した。

 

  • 1971年 ニクソンショック=ドルショック

1971アメリカのリチャード・ニクソン大統領が行った、2つの大きな方針転換が発端で起きた暴落です。

・1次ニクソン・ショック(ニクソン訪中宣言)=1971715、ニクソン大統領が中国への訪問を発表

・2次ニクソン・ショック(ドル・ショック)=1971815米ドル紙幣ととの引き換えを一時停止

ブラックマンデー

ブラックマンデーは、19871019日に起こった世界的な株価の大暴落です。

NYダウは22.6%、 日経平均株価は14.9%下落しました。

ブラックマンデーは、単体の下落幅は歴代1位ですが、下落後、徐々に回復を見せました。

ブラックマンデーが起きた背景には、米国は財政赤字と貿易赤字を抱えており、インフレ懸念から株が売られ、コンピューターによる自動取引が下落を加速させたと言われています。(諸説あります)

リーマンショック

リーマンショックは、2008年9月15日に、アメリカ合衆国の投資銀行、リーマン・ブラザーズ・ホールディングス経営破綻したことで世界的な金融危機を引き起こした事件です。

サブプライムローン問題が引き金と言われており、株価は2007年から徐々に下落し、2008年にリーマンショックが起こりました。

日経平均は10月には1万円を割り込むまで下落しています。

コロナショック

コロナショックは20202月末頃に始まった世界的な株価大暴です。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19が世界的に流行し株価暴落へと繋がりました。

コロナショックで日経平均は、2カ月で29%の暴落となり、下落スピード、下落率ともの2008年のリーマンショックと同等とも言われています。

下落スピートの速さに置いては、過去に類のない暴落です。

まだコロナウイルスは終わっていません。ひょっとすると、また大きな暴落が起きる可能性もあるのです。

*日経平均株価Nikkei stock average)(日経225)=日本の代表的な株価指標の一つ

株価暴落 日本編 時系列順

バブル崩壊

バブル崩壊の時期は諸説がありますが、株価が下がり始めたのは、19901です。

1989年末に日経平均をつけると、これをピークに日銀の政策などの影響を受け下がり続け、日経平均は、198912月に40,000円弱の最高値を付けました。

これをピークにバブルの崩壊とともに暴落し、1990年9月に2万円近くまで下落し、ピーク時から9ヶ月で約半分まで下落しました。

*2020/05/10の日経平均は20000円付近です。

東日本大震災

2011年3月11東日本大震災による株価暴落です。

2011/3/15の東京株式市場は、東京電力福島第1原発事故が株価下落を進ませ、日経平均株価は10.55%の下落率となりました。

東日本大震災発生直後から株の売り注文が殺到し、2011年の日経平均は1773円安と17.3%下がりました。

 

今日は株式・金融の歴史と、歴史的株価の大暴落についてみてみました。

株式に少しでも興味を持っていいただけたら幸いです!下記では、株とは何なのかについて分かりやすく解説していますので是非チェックしてみてくださいね。

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