ゼロから投資入門

商品先物と商品CFDの違い【金、銀、原油などを取引】

商品先物というと、商品CFDと一緒にして、捉えてしまいがちだと思います。

商品CFDも商品先物も差金決済取引で、証拠金取引、売りからでも買いからでも入れるため、同じように捉えてしまうのは無理もありません。

ですから今日は、CFD取引における商品CFDと、商品先物の違いについて見ていきましょう。

商品CFDとは

CFD取引とはContract For Differenceの略で、差金決済取引によるトレード方法です。簡単に言うと現物の受渡しを行わずに差額のみで取引することです。

現物を所持しないため必要な資金は小さくなります。

様々な金融商品への投資に対応しており、株式CFD、指数CFD、為替CFDなどがあります。

その数ある金融商品、銘柄のなかで、注目されているのが、コモディティ市場に投資をする「商品CFD」です。

コモディティ市場=原油や金、銀、小麦、大豆などの、貴金属や資源を対象とした取引市場

 

商品先物

商品先物取引=将来の決められた日に受け渡しを行う約束のもと、その価格を今決めて取引

この決められた期日をSQ日(Special Quotation)と呼びます。

SQは先物にだけあり、CFDにはありません。

SQ日は取引期日なので、その日までに絶対に決済をしなければなりません。分かりやすく説明するため、まず金先物を例にあげます。

商品先物と商品CFDはここが違う

取引時間

商品先物取引=日中しか取引をすることができない

商品CFD=24時間各国の市場にアクセス

取引時間はCFDの方が長いのです。それが理由で、CFDはサラリーマン投資家に人気なのです。

商品先物は、東京商品取引所の取引時間のみ売買可能

8:45 -15:15

16:30 – 4:00

 

CFDは銘柄毎に取引可能な時間が異なりますが、

8:30 – 翌日6:00

上記のように、先物と比べかなり長いことがほとんどです

取引銘柄

商品先物 東京商品取引所で取引できる銘柄一覧

工業品
金、金ミニ、金限日、金オプション、銀、白金、白金ミニ、白金限日
パラジウム、ガソリン、灯油、原油、中京ガソリン、中京灯油、バージガソリンスワップ、ローリーガソリンスワップ、バージ灯油スワップ、ローリー灯油スワップ、ゴム(RSS)、ゴム(TSR)※
農産物
とうもろこし、一般大豆、小豆

参照

 

CFD取引で取り扱える銘柄

数は証券会社によって異なりますが、代表的なDMM.com証券、GMOクリック証券をみてみます。

DMM.com証券 7銘柄うち3銘柄が商品

GMOクリック証券 138銘柄7銘柄が商品

取引の際に使用するレート

商品先物取引=日本の市場でレート

商品CFD=原油や銅の場合→ニューヨーク商品取引所
銀や金の場合→LOCO LONDON(ロンドン)

ですので、CFDの方がグローバルな視野で投資を行うことができるのです。

レバレッジ

商品先物は、銘柄によりレバレッジが違います。対して、CFD取引の場合、レバレッジは商品系銘柄一律20倍になります。

  • 商品先物:10倍~20
  • CFD取引:20

手数料とスプレッド

商品先物は手数料がある

CFD取引の手数料無料だが、スプレッドが実質的な手数料

手数料は商品や証券会社によって異なりますが、どちらかというと先物よりもCFDの方が手数料が高くなっています。

取引に必要な証拠金

CFD取引と商品先物の一番の違いは証拠金です。

商品先物は、扱う単位が非常に大きいということを覚えておきましょう。

1枚取引するのに必要な証拠金は、商品先物=約10万円になります。しかし、CFD取引の場合、6000円前後と非常に安くなっています。

CFD取引は、1枚あたりの単位が小さく、商品先物は扱う単位が非常に大きいのです。

*商品先物がハイリスクハイリターンなのは、扱う最低金額が高いことに由来します。

まとめ

結論、投資資金が多い方いは商品先物、少ない資金から始めたい人にはCFDがオススメだとおもいます。

CFD取引は、株価指数、為替、商品や海外個別株など様々な銘柄から選べるのもいいですよね。

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