出願書類

慶應義塾大学-帰国生入試の書類審査、全出願学部通過した志望理由書を公開【経済学部、商学部、文学部、総合政策学部一次審査合格】

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今日は、私が実際に早慶、帰国入試で提出して合格をもらった志望理由書を公開し、細かく解説していきます。

慶応経済学部、商学部、文学部、総合政策学部、早稲田大学政治経済学部グローバル入試、一次審査合格志望理由の5つを解説します。

私の提出した志望理由書一覧

  • 私が実際に慶應大学に提出して書類審査をすべての学部において合格した志望理由書を解説 ×4 早稲田大学 ×1 (誤字修正など、一部修正されています)
  1. 慶応大学総合政策部
  2. 慶応大学商学部
  3. 慶応大学文学部
  4. 慶応大学経済学部
  5. 早稲田大学 政治経済学部グローバル入試 一次試験(書類審査+小論文)を通過した志望理由書解説

慶應義塾大学

色で段落を分けています
●段落1 将来何をしたいか
●段落2 社会のトレンド問題
●段落3 活動から学んだこと
●段落4 大学で学びたいこと 大学の特徴

段落3までは全学部共通 経、商、総、文

Q 慶應義塾大学を志望した理由,および慶應義塾大学で何をどう学びたいか,志望する学部(学科) と関連させて 600 ~ 800 字にまとめてください。

  私は将来、職場環境改善、仕事効率化のアドバイザーとして外国人労働者が日本で活躍できるよう人材育成のプログラムを立ち上げたい。彼らを職場や生活面を含め支援すると共に、職場全体の生産性を向上させることで、人手不足問題に取り組みたい。また、NGOや政府、地方自治体との連携により、外国人労働者の受け入れ体制を整え国籍を超えた共生社会を実現する一助となりたい。

  日本では現在、サービス業、医療、建設関連など、多くの職場で人手不足問題に直面している。解決策の一つとして、「特定技能」の制度導入が始まり、政府は、5年以内に最大約35万人の外国人労働者を受け入れるとしているが、彼らは不安定な身分でもあり、今後、多くの壁に直面するだろう。

  私はカナダで特別支援学級の生徒に対する個別支援に携わった。当初、言語障害者の聞き取りにくい英語やセンシティブな会話、専門用語など言語や文化の違いからストレスが多かった。そこで、専門用語を含む英会話に焦点を当て勉強し、職員や生徒との会話を積極的に試みた。それからは、交流が深まったことで、心情や情報の共有が可能になり、仕事の分担や助け合いが図られた。支援学級全体で笑顔が増え、要支援者の出席率が向上した。職場環境の改善は、効率や生産性、サービスの質に多大な影響を及ぼすこと、外国人でも言語や文化の壁を超えて貢献できることを知った。そして、日本でも外国人を日本の労働力を支える存在へと導き、職場環境を改善し生産性を向上することで、人手不足を解決できるという考えに至った。

段落4 商学部

  プログラム設立に向け、AI等の技術革新や外国人労働者が労働市場に及ぼす影響、EPA、人材確保対策等、労働力不足解消へのアプローチを学びたい。貴学部の学際的なカリキュラムやゼミが産業社会の基礎と広い視野、労働市場分析やマーケティング技術を身に付けるには最適と考え、入学を志望する。

段落4 経済学部

  プログラム設立に向け、貴学の学際的なカリキュラムを通し、EPAや人材確保対策など、労働力不足解消へのアプローチを探りたい。経済学の、基礎、総合的能力、幅広い視野を身に着けると共に、研究プロジェクトを通し、AIなどの技術革新や外国人労働者などが労働市場に及ぼす影響を追求したい

段落4 SFC学部

  プログラム設立に向け、貴学の学際的なカリキュラムを通し、EPAや人材確保対策など、労働力不足解消へのアプローチを多角的視点から学びたい。基礎的知識を養いながら、研究会やオフキャンパススタディから、AI等の技術革新や外国人労働者が労働市場に及ぼす影響など、専門分野を掘り下げたい。

文学部 段落1〜4

400文字   私は将来、就労環境改善のアドバイザーとして外国人労働者が日本で活躍できるよう人材育成のプログラムを立ち上げ、多文化共生社会を実現する一助となりたい。 日本は現在、人手不足問題に直面している。対策として、「特定技能」の制度導入が始まり、多くの外国人労働者を受け入れるとしているが、不安定な身分の彼らは、沢山の壁に直面するだろう。 私はカナダで特別支援学級の生徒に対する個別支援に携わった。英語でのセンシティブな会話や専門用語、文化や宗教的な配慮などが仕事を過酷にしたが、現場での積極的なコミュニケーションを通して心情や考えを共有することで、仕事の分担や助け合いが図られた。外国人でも、言語や文化の壁を超え、仕事に貢献できることを知った。  プログラム設立に向け、貴学の学際的なカリキュラムを通し、人間関係を文化や言語、宗教的な背景から研究すると共に、高度なコミュニケーション能力を身に着けたい。

出願する学部ぞれぞれに志望理由を書くのは、相当大変です。 書けたとしても、面接で頭がごちゃごちゃになって落ちるのが目に見えます。

ですから、段落4までは全て同じ文章でよいのです。実際、上記のように段落4のみを少し変えて出願したら受かりました。

文字制限が400字の文学部は、他学部の志望理由を要約して書きました。

 

解説

●段落1 将来何をしたいか

私は将来、職場環境改善、仕事効率化のアドバイザーとして外国人労働者が日本で活躍できるよう人材育成のプログラムを立ち上げたい。彼らを職場や生活面を含め支援すると共に、職場全体の生産性を向上させることで、人手不足問題に取り組みたい。また、NGOや政府、地方自治体との連携により、外国人労働者の受け入れ体制を整え国籍を超えた共生社会を実現する一助となりたい。

  • 「将来何をしたいか」と「その理由」を具体的に

簡単に要約すると私は、「人手不足に対し、外国人労働者や仕事の生産性の向上で取り組みたい」と述べています。

  • 将来の夢を、段落2と段落3を意識しつつ書く

「人手不足という社会のトレンド問題に、将来アドバイザーとして取り組みたい」 このように、段落1から段落2で書く問題意識と繋げてかきます。

●段落2 社会のトレンド問題

日本では現在、サービス業、医療、建設関連など、多くの職場で人手不足問題に直面している。解決策の一つとして、「特定技能」の制度導入が始まり、政府は、5年以内に最大約35万人の外国人労働者を受け入れるとしているが、彼らは不安定な身分でもあり、今後、多くの壁に直面するだろう。

  • 問題意識をアピール

ここは、一般的に広く知られている問題が良いでしょう。 下手にマイナーでコントラバーシャルな問題を選ぶと書きにくいですし、リサーチが難しくなるため浅はかな知識を披露することになりかねません。 ですから、大きな問題で、その解決法も提示されているレベルのトレンド問題を選びましょう。

  • 自分の意見を入れる

ただの現状分析になってはいけません。自分の意見も入れることでより問題意識が伝わります。

●段落3 活動から学んだこと

 私はカナダで特別支援学級の生徒に対する個別支援に携わった。当初、言語障害者の聞き取りにくい英語やセンシティブな会話、専門用語など言語や文化の違いからストレスが多かった。そこで、専門用語を含む英会話に焦点を当て勉強し、職員や生徒との会話を積極的に試みた。それからは、交流が深まったことで、心情や情報の共有が可能になり、仕事の分担や助け合いが図られた。支援学級全体で笑顔が増え、要支援者の出席率が向上した。職場環境の改善は、効率や生産性、サービスの質に多大な影響を及ぼすこと、外国人でも言語や文化の壁を超えて貢献できることを知った。そして、日本でも外国人を日本の労働力を支える存在へと導き、職場環境を改善し生産性を向上することで、人手不足を解決できるという考えに至った。

  • 因果関係を間違えない

因果関係とは、原因と結果の関係のことです。AがおきたからBがおきた といった具合です。
この段落では、経験から何を学び、「将来の夢」と「問題意識」へと繋がったかを書きます。

ですから、A→B→Cというように順をつけて説明する必要があります。

上記では、 文化の違い→努力→情報共有→仕事の生産性向上→外国人の可能性を知る→日本でも外国人労働者と生産性の向上で人手不足を解決できるかもしれない といった具合で因果関係があります。

  • この段落を長く

自分の意見や経験を書ける段落となるので、この部分を多めに書きましょう 。

●段落4 大学で学びたいこと 大学の特徴

  • この段落で、学部の特徴を捉える

これを学ぶ必要がある、研究したい→だから、貴学は私にぴったりだ この順で書きます。 各学部のウェブサイトに行き、何が学べるのかを調べて、学部の特徴として書ければよいです。

  • 面接で聞かれる

なぜこの学部なのか?と面接で必ず聞かれるので、しっかり答えられるようにこの段落に書いたことを覚えましょう。

  • 考えすぎない

書き出す前に考えすぎると、却って何も書けなくなってしまいます。

まずは、白紙に「将来の夢」、「問題意識」、「経験や活動」についてブレインストーミングしてみましょう。

 

早稲田大学

政治経済学部 グローバル入試

上記の活動を通して学んだことを述べなさい。400字

 カナダで特別支援学級の生徒に対する個別支援に携わり学んだことは、職場環境の改善は、職員の効率や生産性、サービスの質に多大な影響を及ぼすこと、外国人でも言語や文化の壁を超えて貢献できることである。当初、言語障害者の聞き取りにくい英語やセンシティブな会話、専門用語、文化や宗教的な配慮などが仕事を過酷にし、ストレスが多かった。そこで、専門用語を含む英会話に焦点を当て勉強し、職員や生徒との会話を積極的に試みた。それからは、交流が深まったことで、心情や情報の共有が可能になり、仕事の分担や助け合いが図られた。支援学級全体で笑顔が増え、要支援者の出席率が向上した。そして、日本でも外国人を日本の労働力を支える存在として迎える体制を整えると共に、職場環境を改善し生産性を向上することが、日本の人手不足問題へのアプローチとなり得るのではないかという考えに至った。

上記の活動を今後の勉強と将来にどう活かしたいかを述べなさい。400字

   私は将来、職場環境改善、仕事効率化のアドバイザーとして、外国人労働者が日本で活躍できるよう人材育成プログラムを立ち上げたい。プログラム設立に向け、学部の学際的なカリキュラムは、国際的な幅広い視野と分析能力を身に付けると共に、人手不足に対する政治、経済的な政策や制度、国際関係等を探るのに最適であるため、入学を志望する。日本では現在、サービス業、医療、建設関連等、多くの職場で人手不足に直面している。解決策の一つに「特定技能」の制度導入が始まり、政府は5年以内に最大約35万人の外国人労働者を受け入れるが、彼らは不安定な身分でもあり、今後多くの壁に直面するだろう彼らを職場や生活面を含め支援すると共に、職場全体の生産性を向上させ、人手不足解消に取り組みたい。また、NGOや政府、地方自治体と連携し、外国人労働者の受け入れ体制を整え多文化共生社会を実現する一助となりたい。

解説

早稲田のグローバル入試は活動履歴書を書いてから、それを踏まえて志望理由を書くというものです。

  • 大前提として文章は結論から書きます。

上記の活動を通して学んだことを述べなさい。400字 上記の活動を今後の勉強と将来にどう活かしたいかを述べなさい。400字 この問いにたいする答えを一番最初の文で書きます。

  • 設問があるので下記の順では書けない

段落1 将来何をしたいか
段落2 社会のトレンド問題
段落3 活動から学んだこと
段落4 大学で学びたいこと 大学の特徴

しかし、順番を入れ替えて書くので、内容自体は慶應の志望理由と同じになります。 慶應の志望理由書と見比べてみてください、段落を入れ替えただけだと気づくと思います。
段落 活動から学んだこと
段落 将来何をしたいか
段落 大学で学びたいこと 大学の特徴
段落 社会のトレンド問題
段落 将来何をしたいか
早稲田政治経済学部はこの順番で書いています。

以上、最後までお付き合いくださりありがとうございました。 「志望理由の書き方」について解説してみましたが、「案外簡単じゃないか」と思った方も多いのではないでしょうか? 皆さんの合格を願っています。

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